第66回朝日新聞社杯競輪祭が開幕 ~小倉競輪場~

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深谷知広
地元のグランプリ出場を賭けてシリーズを戦い抜く
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岩本俊介
仲間への感謝の気持ちをレースで表す
グランプリ出場を賭けた最後のバトルが開幕

 11月19日から小倉競輪場を舞台に第66回朝日新聞社杯競輪祭が幕を開ける。今年最後のG1タイトルのゆくえはもちろん、年末のグランプリ出場を賭けた最後のバトルで、賞金争いも白熱している。地元の静岡で行われる静岡グランプリ出場を狙っている深谷知広(静岡・96期)は雑念を払って、目の前の一戦に集中している。
  
 「(今年は)安定していたが、突き抜けていい成績というのがない。(前回の防府記念は)それなりでした。(終わってからは)普通に練習をしてきました。悪くないけど、良くはないですね。(賞金ランキング10位だが)やることは一緒なんで、1走、1走、頑張りたい」

 賞金ランキング9位の岩本俊介(千葉・94期)は初日10レースで同期の脇本雄太との対戦となったが、強い気持ちで戦いに臨む。
 「春に大きい結果(日本選手権競輪で準優勝)でしたけど、その後がボロボロ。何とかの年末ですね。こういう風に年末を迎えたことがないので、なんとも言えない気持ち。結果が出ていないが、ここまで来られたことにみんなに感謝をしたい。レースはいつも目の前を一生懸命走っています。自分もですけど、各々、その結果が出るかなと。いつもの練習といつもの治療をしてきた。頑張ります」
 
 今年、南関地区からG1のタイトルを手にしたのは郡司浩平と北井佑季の2名がいる。昨年の大会で準優勝となった松井宏佑も大会との相性の良さは抜群で、層の厚さならナンバーワンと言っても過言ではないだろう。一次予選1と2はポイント制となるが、まずは勝ち上がりが絶対的に有利なダイヤモンドレースを目指してスピードバンクを駆け抜ける。
 

細川和輝記者

2024年11月18日 17時31分

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