深谷知広が落車後の一戦を制す ~松山競輪~
自力に転じて激戦断ち
松山競輪開設75周年大阪・関西万博協賛『金亀杯争覇戦』は、12月5日(木)に初日が行われた。好メンバーがそろった初日特選は、松井宏佑の番手から自力に転じた深谷知広(静岡・96期)が勝利。競輪祭での落車からの復帰戦を、白星で飾った。
前受けの犬伏湧也が、突っ張り先行を狙うが、気迫で上回った松井が赤板2コーナーで前に出る。打鐘3コーナーから巻き返した伊藤旭が、松井を叩き切ると、深谷は最終2コーナーで自力に転じる。伊藤の番手から出た北津留翼の上を力ずくでまくった深谷が、激戦を制した。
「(後ろからになった初手は)ちょっと想定が甘かったですね。松井が前々に頑張ってくれたおかげだと思います。松井も(残り)2周で脚を使っていたので、(伊藤が来た時は)加速が鈍かった。それで自分の判断で外に行きました。(まくりの)出は良かった。今日(初日)のような展開は、(落車明けでも)いまのところ問題ない感じだった。1着も取れてますし、なにもできない感じはなかった」
二次予選は最終レースに登場。一走して手応えを感じた深谷が、今度は自力で別線を迎え撃つ。
2024年12月5日 19時02分
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選手詳細データ
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深谷知広 選手静岡・96期