深谷知広は静岡移籍後地元記念初V狙う

　2月16日、静岡競輪開設72周年記念「たちあおい賞争奪戦」GⅢの決勝が行われる。並びとコメントは以下の通り。

【並び】
①深谷知広－⑨岩本俊介
⑧嘉永泰斗－②荒井崇博
③眞杉匠－⑦坂井洋
⑤新山響平－浅井康太
⑥河端朋之（単騎）

【コメント】
①深谷知広「自力。ペース配分はなく、全力で行った。初日よりは良くなっていますね。岩本さんにはいつも助けてもらっているし、信頼できます。心強い。力を合わせて頑張りたい。（２年連続２着だが）力が足りないだけ。その力があれば獲れると思う」

②荒井崇博「嘉永君。泰斗が仕掛けたんでああいう展開になった。最後は泰斗にあたるわけにはいかないし、（嘉永が）乗り越えて行って（自分は）内だなと。最後に踏み勝ってよかったです。（状態は）日に日に良くなる歳でもないですからね」

③眞杉匠「自力。ずっとハイペースだったので。でもそのまま（番手に）ハマって見ていてもしょうがないし踏んだ。毎日セッティングを変えながら、だいぶいい方向に出ているけど、末が甘いしもっと楽に回りたい」

④浅井康太「新山君。藤井が眞杉のけん制を受けないように外々を踏んでいたし、自分は一回バックを踏んで内に差し込んでしまった。反省点があったし、失敗したなという感じ。そこからは切り替えてリカバリーはできましたけど。ウォーミングアップ中からしっかり体と向き合えたし、ケアをしながらやれている。レースは良くないけど感触はいい」

⑤新山響平「自力。仕事をしている時に（自分が）伸びて行ってしまった。最近、末を欠いて自信がない分、踏み直しが遅いですね。前回の高松や、その前の和歌山よりは自信をもって走れている。疲れが抜けてきていい感じです。（入る前の疲れは）体的にはほぼピークだったので」

⑥河端朋之「自力。準決勝は松浦君のおかげですし、素直には喜べない。特選のメンバーから松浦君と僕が変わったメンバーですね。みんなスピード域が高いし、僕は瞬間的にだけ。変えるところはないし、体調を整える」

⑦坂井洋「眞杉君。（準決勝は）ノープランで、眞杉は何でもできるし任せていた。余裕はあったけど情けない走りでしたね。状態は徐々に良くなっている。あとはしっかり指定練習で乗って微調整していけたら」

⑧嘉永泰斗「自力。菊池君を決めて、あそこの位置はと思っていました。踏み込んだ時は悪くなかったですね。ホームで流しているのがわかってもうワンテンポ早く仕掛けられたら岡村さんがもってきづらくなったんだろうとは思います。そこから、新山さんの踏み直しはすごかったです。今日は悪くなかったですね」

⑨岩本俊介「深谷が好きなように走ってくれれば。連日、前のおかげですけど（人の後ろが）板についてきて、結果も出てきた。選手として大きい分岐点にきてると思う。（深谷は）自分が自力でやっている時にすごいのが出てきたと思った。（静岡に移籍してきて）まさかラインを組めるとは。ついてしみじみ思いますけど、南関を代表する自力選手ですし、一緒に戦えるのはうれしい」

• 選手詳細データ

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  深谷知広 選手静岡・96期