ミッドナイト競輪が1月1日に開幕 ~小倉競輪場~

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緒方将樹
予選は圧倒的な人気にしっかり応える
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亀川史華
競走得点トップの意地を見せる
ルーキーの緒方将樹が連続優勝に挑戦

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が1月1日に幕を開ける。堀僚介(大阪・109期)、松本大地(熊本・81期)、宗崎世連(高知・100期)らS降りの実力者にルーキーの緒方将樹(熊本・117期)が新春開催を盛り上げる。

 緒方将樹は12月高知ミッドナイトで3連勝。1、2班戦初優勝を飾った。勢いそのままに21年は突っ走る。初日は8レースで予選のトリを務める。
 「(高知は)恵まれて優勝できました。チャレンジからA級(2班)に上がって難しいところもあったんですが、練習の成果を出せるようになってきました。徐々に力もついてきていると思います。でも、強い選手は脚があるだけじゃなくて、レースも上手いですからね。頭を使ったレースもやっていけるようにしたいです。内容も重視して、今回も優勝を狙います。早くS級に上がって九州の先輩たちの前で頑張りたいですね」

 01年以来のA級戦となる松本大地はミッドナイト競輪を走るのも初めて。初日特選の9レースは瀬戸晋作(長崎・107期)を目標に好スタートを狙う。
 「24歳の頃からずっとS級で、いま43歳なので、19年3カ月ぶりのA級です。あの頃はまだ1年が3期でしたから。練習はたっぷりやってきましたけど、去年(20年)は1勝もしてないですからね。(瀬戸)晋作とはたぶん初めて。好きに走ってもらいます。ミッドも初めてなので緊張するかもしれないけど、あまり気負わずに走りたいですね」

 ガールズケイリンは傑出者不在の混戦ムードだ。競走得点トップは亀川史華(兵庫・110期)。前回松阪から中3日だが、状態面に不安はない。
 「最近は流れがいいですね。そのいい流れを切らさないようにしたい。前回松阪の決勝は自分から動くべきでした。決勝が一番、重たくて自信のなさが出てしまった。追加はけっこう前にもらっていたので、中3日でもしっかり調整してきました。いいスタートを切れるように頑張ります」

笠原裕明記者

2020年12月31日 16時08分

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