緒方将樹が強さを見せて完全V ~小倉競輪場~

photo-55484
緒方将樹
カネリンと共に笑顔で記念撮影
目標不発も自らの脚で優勝をつかんだ

 12月23日(金)から小倉競輪場で開催されていたミッドナイト競輪ガールズシリーズは25日(日)に最終日が終了。最終9レースのA級1、2班戦決勝戦では(緒方将樹・117期)が目標不発で前との距離も空く苦しい展開も快速まくりで完全Vを成し遂げた。

 「予想していた展開と違った。福元さんのスピードが良くて東矢君もスピードに自信があるけど小原さんのブロックがすごくうまかったですね」と同級生で前を任せた東矢と呼吸が合わず、一時は万事休すの状態に。

 それでも「東矢君の動きが予定にない動くだったので、難しかった。東矢君が不発になって切り替えて1コーナーぐらいではどうかなと思ったけど、2コーナーで小原さんを乗り越えたぐらいで福元さんを捕らえることができるなと確信があった。それぐらいの余裕がありました。連日、体と気持ちが一致していたので、レースでも余裕がもてて、すごくいい状態でした」とレースを冷静に振り返ってくれた。


 「29日からの小倉の追加をもらったので、今回の気持ちをそのまま持っていこうかと。そのためにもケアもしつつ練習もしていきたい。29日からの開催でもいい結果を出して来年一発目の1月8日からの奈良にもつなげていきたいですね」と来期S級に復帰するだけに29日からの小倉ナイターをにらみつつも新年一発目の開催に標準を合わせていた。

池端航一記者

2022年12月25日 23時47分

開催情報

ページトップへ