決勝戦も地元の中園和剛とワンツーを狙う

　1月13日から小倉競輪場でF1ナイターシリーズが開催されている。5レースに登場した緒方将樹（熊本・117期）は圧巻の先行策で山根慶太（岡山・123期）を一蹴し、逃げ切りで上位独占を決めた。

　レースを終えた緒方は「山根君がブーメランできないように、スピードを上げて突っ張ってと思っていました。緩んでいたのですかさず仕掛けられたし、ラインで決められたのが何より」と快勝の勝利に笑顔を見せる。

　前々期の失格により今期はA級に甘んじているが、S級でも優参している実力者。前回の岸和田から連続Vに期待がかかるが「準決では気持ちで負けていなかったし、気持ちの面でもアドバンテージがある。逃げ切れているし、準決と同じくらいの距離なら先行も考えて。しっかり自分のレースをします」と気合は十分。

　A級決勝戦は11レース（発走予定時刻20時10分）に行われる。別線の包囲網を格の違いで一蹴する。
　

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  緒方将樹 選手熊本・117期