『いわき金杯争奪戦』決勝戦並び速報 ~いわき平競輪場~

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左・朝倉智仁がラインの先頭。真ん中・森田優弥が番手。右・河野通孝が3番手
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飯野祐太
地元で記念初V狙う
関東4車は分かれて隅田洋介が単騎戦

 いわき平競輪開設70周年記念競輪『いわき金杯争奪戦』は、明日の28日(日)に決勝戦が行われる。地元のエースとした臨んだ飯野祐太(90期)は連日番手戦で安定した走りを見せて順当な勝ち上がり。今節のシリーズリーダーである森田優弥(埼玉・113期)も順当に勝ち進み、朝倉智仁(茨城・115期)の番手からGⅢ初制覇を狙う。

 注目の車番と並びは以下の通り。
 ①飯野祐太ー④庄子信弘

 ⑧朝倉智仁ー②森田優弥ー⑤河野通孝 

 ⑨村田雅一ー③鷲田佳史ー⑥西岡正一 
 
 ⑦隅田洋介(単騎) 

 朝倉はラインの先頭を志願した。「四日市の失敗があって先頭を走りたい気持ちを伝えた。あの時もラインが長かったのに優勝者を出すことができなくて、悔しい気持ちだった。番手の森田さんは1個上で合宿を一緒にしたことがある。モリニイと呼ばせて貰っている。ラインから優勝者を出したい」

 番手回りとなった森田は「わがままを言って朝倉君の番手を回りたいと伝えました。早いうちから番手の経験をしたいし、今後の自分の幅も広がると思う。番手はヤンググランプリ以来2度目。あの時は何もできなかったが、後ろに河野さんもいるし、迷惑をかけないように走りたい」

 地元の飯野は優勝だけに狙いを定めて戦う。「準決が一番緊張したが脚は悪くない。決勝は優勝だけを狙っていく。それにしても山崎(芳仁)さんとかは凄いですよね。毎年、この緊張感やプレッシャーと戦っていたんですから。今回はみんなに優勝するチャンスだと言われているし、決勝のメンバーを見てもチャンスがあると思う。とうとう本気を出す時が来ました!!」

 また、新型コロナウイルス感染拡大のリスク回避のため、2月17日を初日とする開催から3月末までの競輪開催については、「追加・流用・補充のあっせんを行わない」「不足する選手は欠車とし、状況により繰上げ充当を行わない措置やレースカットも併せ実施する」等の運用を行っている。

 そのため前検日に参加した選手は99名。開催中に6名が失格や、途中欠場となり、最終日は93名が出走予定。一般戦ではレースカットを行い11レースで行われることになった。決勝戦第11レースは16時30分発走(エンジョイ投票サイトでの締め切りは16時25分)。

小山裕哉記者

2021年2月27日 17時00分

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