ミッドナイト競輪が4月16日に開幕 ~小倉競輪場~
勢いある若手が多数参戦
北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が4月16日(金)に幕を開ける。今シリーズはガールズケイリンとA級1、2班戦の9レース制。ドーム特有の高速バンクを舞台にスリルを感じるスピードレースが繰り広げられる。
ガールズケイリンは絶対女王の児玉碧衣(福岡・108期)が3日間、圧倒的な人気を背負ってレースに挑む。
「コレクションで優勝してホッとしたら腰を痛めてしまった。大事を取って豊橋は欠場したが、ケアをして良くなったし、練習はできた。感触も悪くないので、コレクション前の状態に戻ってきている。小倉は何度も優勝させてもらっているし、競輪祭でも走っている。この後、またコレクションがあるので、モチベーションを上げていきたい」
男子のV争いはし烈だが、前回の別府ミッドナイトで今期初優勝を達成した中村健志(熊本・96期)が僅かにリードか。
「前回の決勝は顔見せから感触が良かった。オーバーワーク気味に入ったので、初日はキツかったけど、自信を持って走れた。今回は前回よりも抜き気味にきたけど、感じは悪くない。3日間、1番車はプレッシャーですね。前を取れなかったら申し訳ない気持ちになる。3日間、ファンにも迷惑をかけないように」と前検日から集中力を高める。
前回の高知でA級1、2班戦初優勝の宮崎大空(熊本・115期)が予選のメイン。
「前回の決勝は決まり手が差しだったけど、自分的にはまくりにいきました。感触が良かったけど、まさか優勝できるとは。良いメンバーで同期も多かった中で勝てたので、自信になります。今回も前回と同じ感触で走れれば。やっと熊本の若手の良い流れに乗れました。練習もできたし、ミッドナイトは結構好きですね」