「内を突くのは得意種目」宮崎大空がコースを突き抜けた ~松戸競輪場~
最短距離を突き抜けた
16日から始まった松戸競輪場ではナイター開催、『第14回サテライト船橋カップ』。ここでは9レースを制した宮崎大空(熊本・115期)を取り上げたい。
今期特別昇級を果たして、S級にステージをうつしてからも変わらず活躍。初日は人気の中心に推されていた。レースが始まると、車番が悪く後ろ攻めからの組み立てになったが自らレースを動かして逃げる福島ラインの後位を確保すると、最終2コーナーからは空いた内を逃さず突く。さらに、笠松将太をけん制しながら番手からまくり出た飯野祐太が内を空けたわずかな隙を逃さず突き抜け人気に応えてみせた。
「ちょっとあの、内を突いたのは内を突くのが好きだから。あれは僕の得意種目。飯野さんなら内を空けるのもわかっていたが、最近やれているのに、点数のないとき、脚のないときの競走をしてしまった」とレースを振りかえると最後に「脚はいいです」と締めてくれた。
準決のメンバーを見ると「チャンスはあると思います」と話しただけに一発も十分で期待したい。
2024年12月16日 21時50分
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選手詳細データ
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宮崎大空 選手熊本・115期