地元の期待を背負う佐藤啓斗 ~青森競輪場~
油断せずに一戦、一戦攻め切る覚悟
7月11日(日)に初日を迎えるオッズパーク杯ガールズF2には新鋭の119期が3名、120期が1名参戦。若さ溢れる機動力を発揮してシリーズを盛り上げる。
なんといっても注目したいのは地元の佐藤康紀(青森・73期)の息子の佐藤啓斗(青森・119期)だろう。本格デビュー戦となった富山で見事に優勝して初の地元戦を迎える。
「前回の優勝は展開も向いたおかげで勝てたと思っているので、油断とかは一切ないです。師匠にはまさかの結果だったって言われました(苦笑)自分でもビックリしましたし嬉しかったです。脚質は地脚だと思います。練習はバンクをメインに体を大きくするために下半身メインのウエイトトレーニングもやっています。前回の富山は突っ張り先行をしてみましたが、どんな展開になっても先行してラインで決められるように相手の動きを見ながら仕掛けていきたい。今回の目標は最低でも決勝に乗りたいと思っているので頑張ります」
師匠の渡辺馨(神奈川・96期)と同配分の塚本瑠羽(神奈川・119期)も気合十分だ。
「ルーキーシリーズはラインがないので難しかったですけど、出し切るレースはできたと思います。どちらかというと長い距離を踏む方が得意だと思うので、もちろん目標は優勝ですけど、内容もしっかりと考えて戦えれば結果はあとからついてくると思っています」
オープニングレースを飾るのは平山優太(福島・119期)はルーキーシリーズで4勝を挙げるなど実戦向きなタイプ。
「練習はバンクを中心に師匠と一緒にしています。初めてラインを組んで戦うので、失敗しないように巧く組み立てたい。ルーキーシリーズはまくりがほとんどでしたけど、長い距離を踏むことには自信があるのでラインできめたい。今回は実戦を意識して600メートル踏み切る練習をしてきたので打鐘から仕掛けていければ」
岩手県初のガールズレーサー高木香帆(岩手・120期)は最終7レースで先輩に胸を借りる。
「脚質はダッシュタイプです。前回の大宮は決勝に乗れて良かったんですけど、まだ余裕がないというか焦ると周りが見えなくなってしまうのでその辺を気を付けて走りたいですね。練習は兄(翔)や師匠の(佐藤)友和さん達とさせていただいています。先輩たちのレースも見させてもらって勉強はしてきたつもりですけど、レースの流れを見ながら落ち着いて臨機応変に走れればと思っています」
オープニングレースは8時30分発走。エンジョイ×プロスポーツサイトの投票締め切り時間は5分前となっております。最終7レースの11時まで青森競輪をお楽しみください。
2021年7月10日 15時53分
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選手詳細データ
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佐藤啓斗 選手青森・119期
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塚本瑠羽 選手神奈川・119期