レインボーカップA級ファイナル ~伊東温泉競輪場~

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道場晃規
単騎でS級特進をつかみ取る
地元で是が非でも

 伊東競輪場で開催されている開設71周年記念「椿賞争奪戦(G3)」は、12月18日に3日目を終えて、19日にシリーズ最終日を迎える。9レースには半期に1度のワンチャンス、「レインボーカップA級ファイナル」が行われる。3着以内に入るとS級特進が約束された一発勝負は、9人それぞれの思惑も違う。
 前回の奈良で3場所連続の完全Vがかかっていた阿部将大は、準決でまさかの2着。9連勝での特進には失敗したものの、来期はすでにS級キップを手にしている。それだけにここも何がなんでもというわけではないだろう。対する同期の道場晃規(静岡・117期・A2)は、来期がA級1班。その心中は推して知るべしだ。
 「(前回の)小田原は(伊東と同じ)33バンクだったので、このレインボーカップを想定して3日間とも先行した。それでいいイメージができました」
 前回の小田原は言い方は悪いが、ここへのステップ。自身のS級、そして地元ファンのために、単騎の道場が結果を出す。

竹内祥郎記者

2021年12月18日 20時06分

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