施設整備等協賛競輪『土佐水木賞』GⅢが明日開幕 ~高知競輪場~

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佐々木則幸
地元の重鎮が出陣!
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田尾駿介
追い込みに転身して急成長
地元勢は4名が参戦

 第3回施設整備等協賛競輪『土佐水木賞』(GⅢ)が26日~3月1日の4日間、高知競輪場で開催される。取手競輪場で行われた全日本選抜競輪(G1)直後の開催なだけに、トップ選手は不在となるが、活きのいい若手が多数参加しているだけに見応え十分だ。

 地元の支部長でもある佐々木則幸(高知・79期)は9レースに登場する。
 「F1戦とかでも予選はクリアできているけど、復帰してから1着がなく納得していない。12月に復帰してからそれなりのレースが出て切るけど、いいかと言われると1着取れていないし、いいとは言えない。ただ追走はしっかりやれている」と復帰してから決して納得はしていないが、何とか状態を戻してきた。

 「前回の小倉が終わってから10日近くあったけど、この歳だし、地元前でガツガツやっても疲れが残るだけだからいつも通りやってきた」とベテランらしく普段のルーティーンで参戦。初日の目標は九州の岩谷拓磨(福岡・115期)で「3番手はあったかもしれないが、ハコ回りは初めてだと思う。ダッシュが良くて強いのは知っているし、レースも見ている。4コーナーから抜けるように頑張りたい」と初連係でも地元ファンの期待に応えるべく、最後の直線では全力で抜きにいく!

 ベテランだけでなく地元G3で気合十分なのは5レースに出走する田尾駿介(高知・111期)だ。
 「成績がいいのはラインのおかげ。ただスピード練習を意識してから良くなってきた」と練習の成果がレース結果にきっちりと反映されて競走得点は105点近くまで上昇した。「目標はラインに迷惑をかけずに走って決勝に乗りたい。G3の準決勝まで進んだのは2回(今年の松山と豊橋)あるので、決勝に乗りたい。初日に前を任せるのは同期の今岡君で良く知っているし、後ろは先輩の伊藤さんなので、迷惑をかけないように走りたい」と今節の目標を語ってくれた。

 田尾が出走する5レースは12時43分発走予定。佐々木則幸が出走する9レースは14時49分発走予定。エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2022年2月25日 15時57分

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