地元の英雄 佐々木則幸が完全復活の勝利 ~高知競輪場~

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佐々木則幸
久々の勝利に会心の1着ポーズ!
「脚は仕上がっている」と手応えを得た

 高知競輪場で開催されている施設整備等協賛競輪「土佐水木賞」(GⅢ)は、27日に開催2日目が終了。二次予選の12レースでは地元の佐々木則幸が島川将貴のまくりを差して久々に1着をつかんだ。

 佐々木は「9月の松山で落車して肋骨を5本折った。復帰してから1着がなくて、このまま取れないかなと思っていたけど、地元の勝ち上がりで取れて良かった。気持ちが楽になった」と、昨年9月の別府以来、約半年ぶりの勝利を喜んだ。

 「島川君がいいタイミングでいってくれてよかった。しっかり追走できて、しっかり抜いたはずだけど、ギリギリだった。でもタイムを聞いたら13秒6。よく抜いたなと。脚は仕上がっている」と、得たものは久々の勝利だけではなく、確かな手応え。

 「G3の決勝にいくのは、難しいが、乗りたい」。長年にわたり地元を支えてきた男が明日の準決勝11レースで決勝をかけて走る。

小山裕哉記者

2022年2月27日 18時34分

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