橋本壮史が地元戦初勝利! ~取手競輪場~

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橋本壮史
地元戦初勝利でガッツポーズ
強敵相手にも怯まない

 3月29日(火)から取手競輪場で開催されているF1シリーズで3レースに出走した橋本壮史(茨城・119期)が地元で初勝利を挙げた。

 レースは打鐘で叩いて一気に先制すると別線は身動きが取れず、軽快に踏み直すと後続を寄せ付けずに逃げ切り、番手の浦川尊明とワンツーを決めた。
 「作戦通りに走れました。ビジョンを見ながら走れてバックから踏み直しもできたけど、高橋(義秋)さんがいつ来るのかと思ってドキドキしていました。でも浦川さんなら仕事してくれると思っていたので、心強かったです」と納得よりも安堵の表情を見せた。昨年9月の当所チャレンジ戦では2着、7着、3着と結果を出せていなかったが、これで地元・取手で初勝利。「チャレンジの時はプレッシャーが大きくて、ボロボロでした。全然、力を出し切れなかったし、お客さんにも迷惑かけた」とほろ苦い地元戦を振り返ってくれた。「1、2班戦に上がってから一回崩れた。でもトライ&エラーじゃないですけど、成功して失敗してを繰り返して力は付いてきていると思う。今の課題は踏み直し。自分は踏んだりやめたりがかなり苦手。スピードを上げて一気に仕掛けるのは得意なんですけど。練習では強いけど、レースでは弱いっていう選手なので、そこを改善していきたい」と自らの成長を実感しつつも短所も把握しており、今は改善中だ。「1、2班に上がってから決勝に上がるチャンスを逃しているから、地元で初勝利を挙げた勢いを生かして、優出できるように頑張りたい」と気合十分。準決勝では浦川が再び番手で、3番手に神山尚が付いて唯一の3車だ。豪快な仕掛けでレースを作り、1、2班戦で初の決勝に手をかけるか!?

 勝負の準決勝は4レースに登場する。発走予定時刻は12時10分。エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2022年3月29日 18時23分

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