「第76回日本選手権競輪」決勝戦コメント ~いわき平競輪~

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脇本雄太
出場メンバーの中でただひとり日本選手権を制覇した実績がある
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平原康多
目標の眞杉匠とは昨年の決勝でも連係。今年こそリベンジ誓う
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佐藤慎太郎
地元からただ一人、決勝に進出。相性抜群の平原後位から虎視眈々とV狙う
地元の佐藤慎太郎は眞杉匠-平原康多の後ろへ

 5月8日、「第76回日本選手権競輪」の決勝戦がいわき平競輪場で行われる。激戦を勝ち抜いたベスト9は以下の並びに決まった。

 ⑧脇本雄太-①古性優作-④東口善朋

 ⑤眞杉匠-②平原康多-⑨佐藤慎太郎

 ③清水裕友-⑥荒井崇博

 ➆守澤太志(単騎)
 
 1番車 古性 優作
 「1走目、2走目はどうなるかと思ったけど昨日の休みをいい感じに過ごせたので調整がここにきてはまった。準決勝は日本選手権にふさわしい体調。(バンク相性は)抜群ですね。日本選手権は本当に優勝したいレース。気を引き締めて。脇本さん」

 2番車 平原 康多
 「決勝は強い眞杉君へ。もうワッキーと同じくらいのレベルといってもおかしくない。去年は(決勝で)一緒にすごく悔しい思いをした。まさかそのリベンジが次の年にできるとは思っていなかったですね。ダービーの優勝は選手になってからの夢です」

 3番車 清水 裕友
 「ダービーは長いので疲れますけど、やっとスタートラインに立てた。(準決勝は)最後に伸びて確定版に入れているし、不安はない。初日で勝ち上がれると決勝にいけていることが多いと思う。気持ちの面で大きい。競輪はメンタルスポーツですから。(脚は)いい」

 4番車 東口 善朋
 「脇本君-古性君の後ろを走るために練習をやってきた。こうやって決勝を走れてありがたい。3番手の仕事もできたと思う。前は抜けていないけど、気持ちも脚も入っている。(決勝は)すごく光栄。チャンスをモノにできるようにしっかり走りたい。近畿3番手」

 5番車 眞杉 匠
 「併走がわかっていたので、落ち着いて引っ張って、引っ張って走っていた。昨年よりも成長できたかな。(決勝は)うれしい。でかいです。前回から半月は、練習量を減らして調整して仕上げたのが良かった。自力」

 6番車 荒井 崇博
 「(嘉永)泰斗に億万長者になるチャンスをもらった。(嘉永が頑張ってくれた?)それ以外ない。あの展開になったら(決勝に)乗らないと失礼なので精一杯でした。チャンスがきたら、乗れる準備をしてきたので良かった。(脚は)問題ない」

 7番車 守澤 太志
 「自分の感覚というよりも、前の選手に連れていってもらっている。ラインに感謝です。感じはわからないけど、SSなのにふがいない結果ばかりで苦しかったが、くさらずにやってきて良かったです。一人でやります」

 8番車 脇本 雄太
 「すんなり出させてくれなかったが、力でねじ伏せられたと思う。精神的には良くなっているけど、脚はまだまだ。予選スタートで緊張は高まっている。尻上がりに上がっているとは思うが、決勝はもう一段階緊張感をもって戦いたい。近畿3人でしっかり頑張りたいです。いつものレースをする」

 9番車 佐藤 慎太郎
 「(前回落車の影響は)まったくない。地元の日本選手権の決勝に乗れて本当にうれしい。(地元の応援は)佐藤慎太郎グッズを持って、応援してくれているし、それがモチベーションにつながっている。地元の決勝は自然と気合いが入るので、できるだけリラックスしたい。(勝ち上がりは)気を張っていたけど、明日(決勝)はノビノビと走れると思う。平原君へ」

小山裕哉記者

2022年5月7日 18時00分

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