激戦を制した真鍋と小泉

　4車で結束した九州ライン対、小西晴己を先頭に室井蓮太朗、真鍋智寛と並んだ即席トリオ。激しいレースとなったが、3番手の真鍋がバックからまくりを繰り出して嬉しい地元優勝を果たした。
　「自分の力じゃなくて、小西君と室井君の二人に助けられました。めっち二人が頼もしかった。自分の力だけじゃ優勝できなかったです。相手が思ったよりも早く動いてきて焦ったけど、小西君と室井君を信じて走りました。バックでは緩んだので、あそこまで二人が連れていってくれたんであとは自分の力を出し切るだけって思いました。ここまできたら優勝するしかないって思っていたので、本当に二人には感謝しかないです」

　ガールズ決勝戦は連日積極的な攻めが光った池上あかりが一番人気。在所1位の又多風緑にも注目は集まったが、在所2位の小泉夢菜が巧みな立ち回りから直線抜け出してV。デビュー戦の松戸開催に続いて、ルーキーシリーズ2連続優勝を成し遂げた。
　「ちょっとマズイかもって位置にいました。前々にいないと勝てないなって思っていた。皆がホームで仕掛けた時に後ろになりそうで…。藤原さんの仕掛けに付いていっただけです。練習では併走周回をやっていたので、怖さはなかった。あとは自分の勝てる展開に持ち込めたので良かったです。7月からが本番なので、今の実力だと先輩達に通用しないと思う。まだ実力は足りないので7月までに練習して鍛えていきたい」
　

• 選手詳細データ

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  真鍋智寛 選手愛媛・121期
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  小泉夢菜 選手埼玉・122期