松岡辰泰が1着で準決勝進出 ~岸和田競輪場~

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松岡辰泰
勢いある九州の若手の一人
V候補の一角がアピール

 「第3回大阪・関西万博協賛競輪」の2日目が5日(金)に行われ、二次予選10Rでは豪快なまくりを決めた松岡辰泰(熊本・117期)が1着で準決勝進出を決めた。

 後ろ攻めから一度は同期の貴志修己(和歌山・117期)に突っ張られたものの、渡邉豪大(福岡・107期)のアシストもあって立て直した。
 「初手の位置取りで失敗して、一番後ろになったので、切らないとと思ったが、同期の貴志さんなので突っ張ってくると思った。3番手が空いて、降りようとした時に(渡邉)豪大さんが取っておいてくれましたね」
 打鍾でカマした木村弘(青森・100期)ラインを追い、前の煽りを受けて外に膨らんでも最終2コーナーからまくり上げた。グングン加速していくと、裸逃げの木村を4コーナーで捕らえて1着。初日の後には「絶好調です」と宣言した通りの力強い競走だった。
 「木村さんがカマすときに続いて行こうと。1センターで踏み出して追いかけるだけだった。3車併走を乗り越えられればいけると思った。動いたわりには車も出たので感覚は悪くない」
 今節はS班不在とあってV候補の一人にも挙げられる存在だが「明日もラッキーボーイになれるように」と気負わず自然体で準決勝11Rに臨む。

熊谷洋祐記者

2022年8月5日 17時11分

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