石丸寛之が豪快なまくりを披露 ~大宮競輪場~

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石丸寛之
準決は弟子に託す
タテ脚は健在

 大宮競輪F2モーニングは19日(月)に初日が行われて、3Rにはベテランの石丸寛之が出走して、自力戦でレースに臨んだ。今回は次点で初日特選を逃して予選回りとなったが、レースでは冷静に車を下げて、2角5番手からスパートを開始すると力強く前団をまくり切って見せた。

 「合わせられたと思ったけど、まくり切れて良かった。前のレース(1、2R)も見ていたし、大宮はあそこから行けばいいしね。最後はギリギリだったけど。準決(5R)は弟子の城戸(俊潔)もいるし、決めるところはしっかり決めていきたい」

 前々場所の防府以来の連係となる城戸は「初日はラインで決められたし良かった。1周半行って3着に残れているし悪くない。防府の準決では師匠と決められなかったので、今度こそ二人で決めたい」と意気込みを語っており、準決は師匠を背にして積極的に駆ける可能性が高そうだ。

 近況は悔しい結果が続いている石丸だが、予選では鋭いまくりを披露しただけにコンディション面は問題ない。準決は弟子の城戸を目標に得て展開も向きそうで、絶好のハコ回りを生かして無傷での優出を果たす。

髙野航記者

2022年9月19日 12時11分

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