石丸寛之が400勝を達成 ~広島競輪場~

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石丸寛之
衰えぬタテ脚で白星を重ねていく

 3月12日(金)に広島競輪場で行われたF1シリーズ初日のオープニングレースで石丸寛之(76期・岡山)が節目となる400勝を達成した。昨年7月から24年ぶりのA級格付けとなっていたが、生命線の〝タテ脚〟を武器にコツコツと白星を重ねてきた。

 まだまだ自力で戦うこともある石丸寛之であるが迎えた初日は池川瑠威(115期・広島)に任せての一戦。正攻法の構えから4番手まで下げて打鐘過ぎから反撃に出た池川であったが、原田博斗に合わされる苦しい展開に。最終ホームで池川が出切れないと判断した石丸は内へと降りて態勢を整える。最終2コーナーから車を外に持ち出すと、前団をまとめて飲み込んだ。
 
 過去には特別競輪でも共に戦っていた同期の香川雄介(76期・香川)らはまだS級の上位で戦っている。石丸も再び同じ舞台へ返り咲く日を目指して歩みを止めない。

細川和輝記者

2021年3月12日 11時46分

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