転換期を迎えた山口聖矢が決勝進出 ~小倉競輪場~

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山口聖矢
競輪一家のサラブレッド
決勝戦は長谷部龍一との再タッグ

 10月25日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪は2日目を終えて、8レースに登場した山口聖矢(岐阜・115期)は後輩の長谷部龍一(岐阜・117期)とワンツーを決めて、前回の宇都宮から連続での決勝進出となった。

 連日番手回りの山口は近況で大きな決断を下したようで、前検日の取材に「これからは追い込みでやっていこうと思っています。父(山口幸二)や師匠の富生さんにお前の自力じゃS級で通用しないと1年ぐらい前から言われていて、前々回の四日市で2回番手を回る機会があってそこで決めました。これからは目標がいなければジカで競るのも考えています」と追い込み宣言。

 決勝戦は、準決勝でワンツーを決めた長谷部と再タッグとなり「長谷部は岐阜が使えなくて最近大垣にきているので一緒に練習しています。準決勝は抜いたと思ったんですけどね。決勝こそは」と今度は抜いてのワンツーに気合は十分。

 A級1・2班戦の決勝戦は27日の最終9レース(発走予定時刻23時20分)に行われる。競輪人生の新たな一歩を踏み出した山口の走りに注目したい。

及位然斗記者

2022年10月27日 00時11分

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