眞杉匠がスーパールーキーに立ちはだかる ~京王閣競輪場~

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眞杉匠
競輪の経験値を生かして新鋭を翻弄だ
輪界を代表する機動型が初激突

 12月12日(月)から始まった京王閣競輪場『後閑信一名輪会杯&報知新聞社杯』は14日(水)に最終日を迎える。

 今開催のシリーズリーダーとして臨んだ眞杉匠(栃木・113期)は連日、持ち味といえる力強い走りを披露してノルマの決勝へと進んだ。「(バンクが)重かったです。昼間の方が軽くてタイムが出ていた」と話すように厳しさを増した寒さ対策に悩まされながらも、準決勝で力強い逃げ切り勝ちと実績の違いを示した。

 決勝は注目を集める中野慎詞との初対戦。中野の印象を聞くと「強いっすよね、強い。トップスピードがある印象。タイプでいえば寺崎(浩平)さんタイプなのかな」と対戦するイメージを描く。これから先、ビッグレースで何度もマッチするであろうカードの最初の対戦。眞杉はG1決勝の舞台も経験しており、競輪での実績が断然上。先制パンチを決めるべく「(中野に)負けないように」とライバル心を燃やしてスーパールーキーの前に立ちはだかる。

角田祐馬記者

2022年12月13日 22時26分

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