優出目指す若手機動型! ~和歌山競輪場~

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小林泰正
決勝進出は最低限のノルマ
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上野雅彦
連勝で勝ち上がりガッツポーズ
準決はどのレースも大激戦!

 8月10日(木)から和歌山競輪場で開催されている第6回『大阪・関西万博協賛競輪in和歌山』G3は11日に2日目が終了。今開催はオールスター直前の開催でトップ選手が不在。若手機動型は結果を出そうと躍起になっている。

 11レースに出走する小林泰正は前検日から「競輪祭の権利を取りにきた」と宣言していた。
 開催直前には「眞杉と森田が前橋に来ていて一緒にかなりの練習をした。彼らに引きずり回されましたよ(笑)」とオールスター出場組と汗を流してきた。
 「セッティングを全体的に昔の感じに戻して感覚が良い。二次予選も自転車の出が良かったので」とセッティングを修正したことで手応えも十分。
 「準決勝の日が誕生日なので、プレゼントは決勝進出でお願いしたいですね(笑)」とバースデー勝利で決勝進出を決めることを切に願っていた。

 10レースに登場する上野雅彦(香川・119期)は初のG3決勝を目指して気合十分。
 「初日よりも踏めている感覚があって良い感じ。初日は後輪が跳ねる感じがあったので前に突っ込んでいるからだと思ったので後ろに残す感じで座って踏み上げた。二次予選の感じだと先行しても残る感じがあったし、結果まくりだったけどタレている感じはなかった。自分は尻上がりタイプなので、準決以降は更に良くなると思う」と初日の修正をきっちりと果たして納得の表情。
 「普通の記念開催では勝ち上がりが難しいけど、今回はオールスター組がいないし勝ち上がれるところまで勝ち上がりたい。今までG3の準決は何度かあるけど、いつも自分のためっていうよりも後ろのためにって感じのレースばかりだった。今回は決勝に乗れるチャンスだと思っているから頑張りたい」とやる気に満ち溢れていた。

池端航一記者

2023年8月11日 18時13分

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