競輪祭直前の開催でトップ選手は不在！

　明日16日（木）大垣競輪場で第9回施設整備等協賛競輪in大垣G3が開幕する。21日（火）から行われる今年最後のG1戦・競輪祭の直前開催なだけにS級S班を含むトップ選手は不在。それでも活きの良い若手が多数参加しているだけにフレッシュなシリーズとなりそうだ。
　その中で今節のシリーズリーダーは河端朋之（岡山・95期）だ。10月の寬仁親王牌G1では初めてG1決勝に駒を進めた。今開催の優勝候補一番手と言っても過言ではないだろう。
　「自分は競走得点以下の脚なので」と記者陣からシリーズリーダーと言われても謙遜していた。
　「競輪祭を走れないのは選考期間の記念で3着以内に入れなかったってこと。そこは結果として受け入れている」ときっぱり。
　「22年の2月に（ヘルニアで離脱）復帰してからやっぱり、瞬発力や、（踏める）距離は昔に比べてないなって感じ。なのでレースは無理はせずにそういうところは割り切って組み立てや経験値でカバーしている。たまに引けないときは勝負したりもしますけど」と怪我と年齢で破壊力が落ちているのは自覚している。
　ナショナルチームで活躍していた若い時代と比べて爆発力はないものの、それでも一撃必殺の仕掛けはいまだに魅力がある。初日特選は河端を含めて3名が単騎戦の超細切れ。別線がやり合う展開になれば、初日から脚を溜めての十八番のまくりが見られそうだ。

• 選手詳細データ

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  河端朋之 選手岡山・95期