次回の大舞台を見据える佐藤礼文 ~京王閣競輪場~

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佐藤礼文
タテ脚には自信あり
初日は悩んだ末の単騎戦

 3月4日(月)から京王閣競輪場でF1ナイターシリーズ「FC東京&京王電鉄&デイリー杯」が始まる。

 初日特選は南関勢が4人そろったが『初日特選なら全員にチャンスがあるように』と二手に分かれた。それに驚いたのは佐藤礼文(茨城・115期)で「まとまるかなと思っていて、それでどうしようかとは考えていましたけど…。少し時間をください」と想定外の並びを受けて、考えを整理する時間をつくった。
 落ち着いてから取材陣の前にあらわれた佐藤は「自分でやります」と単騎戦を決断。考えの経緯については「佐々木龍さんと競ったことがあって、礼儀として一回行った以上はと思ったけど。ここは競るところじゃない。どこでも3番手があるなら、今は調子が良いからタテを出せばチャンスがあるかな」と明かしてくれた。

 ここを終われば、次は地元でのビッグレースであるウィナーズカップが待っている。今回はそこに向けての弾みを付けたい開催で、先手ラインに乗ってタテ勝負に出る。

角田祐馬記者

2024年3月3日 16時45分

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