開設74周年記念『水戸黄門賞』が始まる ~取手競輪場~

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吉田拓矢
地元のエースとして臨む
初日特選は超細切れ戦に

 6月27日(木)に取手競輪場を舞台に開設74周年記念『水戸黄門賞』が幕を開ける。

 高松宮記念杯で活躍した好メンバーが集結。決勝に進んだ脇本雄太を筆頭にS班3人が参戦するが、開催を盛り上げたいのは地元のエース格へと成長した吉田拓矢(茨城・107期)だ。

 吉田は高松宮記念杯で、一次予選を連勝して青龍賞に進出するもそこから大きい着が続いて尻すぼみとなる結果に。
 「1、2走目は感触が良かったけど、3走目から疲れが抜けなくて…。暑さとかの影響かもしれない」と6日間にわたる長丁場の戦いで、体調管理に苦戦した様子。今回の地元記念に向けては「終わってからはしっかり練習して体調は大丈夫」と前回の経験を生かして入念を調整を経て参戦。

 今年はダービーで決勝に進出し、平原康多の優勝に貢献するなど関東での存在感は増すばかり。今年こそ過去4回出場するも一度も手に届いていない地元記念の栄冠をつかみたいところ。シリーズの流れを占う初日特選は関東4人いるが「関東4人にチャンスがあるように。栃木勢とは別で、泰正さんに任せます。泰正さんが『眞杉君と勝負したい』というのでこの並びに。泰正さんとは1回ここでも連係があります」と二手に分かれ、連係実績ある小林を目標にシリーズに弾みをつける走りをみせる。

角田祐馬記者

2024年6月26日 16時15分

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