大川龍二が連勝で二次予選を突破して高配当を演出 ~宇都宮競輪場~

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大川龍二
お決まりとなった〝ドラゴンポーズ〟を決めて好調アピール
デビューから19年目にしてビッグの準決勝に初進出

 9月14日に宇都宮競輪場で行われた第40回共同通信社杯のシリーズ2日目の11レースに登場した大川龍二(広島・91期)がS班の古性優作を破り大金星を挙げた。目標の太田海也が正攻法の構えから山岸佳太を突っ張って主導権を握る展開になったが、最終バックで古性優作のまくりが飛んくる。アクシデントもあって古性の後ろは誰もいなくなったが、最終2センターから古性に切り替えながら踏み込むと、直線で1/4車輪差し込み連勝ゴールを決めた。

 「本当に信じられない気持ちが強いんですけど。去年ぐらいからG1、G2に出させてもらって、壁に気づかされて。F1ならこれぐらいやれないっとなって。今までは考える力がなかったなって気づかされて。昨日はすぐ寝ても覚めて。でもこういう緊張感を味わいたくて競輪選手になったんだなって。物怖じだけしないようってことをテーマに。グランプリ王者だろうがオリンピック選手だろうがやるべきことをやるって決めて。無我夢中で難しい部分もあったんですけど、一生懸命でしかなかったです」
 
 準決勝は積極的な同県の町田太我を目標に決勝進出を目指す。勢いに乗った伏兵がシリーズ3日目も高配当演出の立役者となるか注目したい。

細川和輝記者

2024年9月14日 19時12分

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