関東勢は4車が結束し南関3車との2分戦

　9月25日（水）に川崎競輪場でF2ミッドナイトシリーズの2日目が開催された。後半3個レースにはA級1、2班の準決勝が行われて、6Rには優勝候補の一角を担う秋本耀太郎（栃木・117期）が登場。初日特選では人気を背負いながら不発に終わったものの、準決勝では見事に修正を果たし快速まくりで力の違いをみせつけた。

　「展開が向きました。あまり前のペースが落ちないなと思ったし、あとはいい所で行ってみようと。落ち着いて走れました。やっぱりまくりの方がいいですね。好きなのは先行だけど、得意なのはまくりです（笑）。ラインで決められたのが良かった。明日は1番車になると思うし、その責任を全うできるように頑張りたい。前回の松阪のぶんも頑張らないといけないですね。決勝は勉強の意味もかねて尾崎（悠生）君の番手を回らせてもらう。しっかり仕事をしたいし後ろでサポートできれば。今までで番手を回ったのは5回ぐらいあると思う。小池（千啓）の番手を回った時は、2回とも勝たせてもらった。狙われる位置でもあるし、しっかり気を引き締めて走りたい」

　以前は徹底先行のスタイルで売っていたが、近況はクレバーな走りも増えて戦法の幅を広げている。ステップアップを図るためにも、今回の番手回りは重要な一戦となりそうだ。

• 選手詳細データ

• 
  秋本耀太郎 選手栃木・117期