積極性が増す秋本耀太郎 ~取手競輪場~

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秋本耀太郎
新鋭の阿部英斗もいて激戦だがシード組の意地を示す
準決は勝ち切る覚悟を示す

 取手競輪場では12日からモーニング開催で7レース制のA級1、2班戦が行われ、初日特選では単騎の秋本耀太郎(栃木・117期)が好位からのまくりを決めて1着スタートを決めた。

 「初日はいい所にいたし、車番も良かった。出は悪かったけど最後まで踏めました」と展開だけでなく、動きも本人が言うほど悪くはなかった。
近況の秋本は積極性が増している様子。初日特選で対戦している坂田康季(佐賀・121期)は前検日に「秋本さんは積極的なので」と警戒していた。
そのことに付いて聞くと「同じ後悔をするなら、後手を踏むより積極的に駆けた方が上積みがある。先に仕掛けて」と次につながる競走をしている。
 
 準決のメンバーを見ると「阿部(英斗・福岡・125期)君と対戦するのは俺だと思っていた」と覚悟はあった様子。それでも「動けているしいいイメージがある。
阿部君はトップスピードがあるし、山崎(駿哉・岡山・113期)君はバック数が多い。でも、落ち着いて行ければ。準決は色んな展開を全部考えて、どうなっても仕掛けられるように」と何とかするようだ。
初日特選組の秋本が覚悟を示し混戦の準決を突破する。

木村貴宏記者

2024年12月12日 17時10分

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