佐藤一が強力4車ラインを破り準決勝に進出 ~大垣競輪~

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佐藤一伸
ここまで連勝と存在感を示している
2月宇都宮からセッティングを戻して好感触をつかんでいる

 3月14日に大垣競輪場で行われた第12回大阪・関西万博協賛競輪のシリーズ2日目の最終12レースは充実4車ラインを形成していた地元の志田龍星が山口富生とともにファンの期待を集めていたが、佐藤一伸(94期・福島)が中団からのまくりで見事に合わせ切って櫻井正孝とワンツーを決めた。
 
 「今日(2日目)は考えているなかで、一番いい展開になった。志田(龍星)君が(最終)ホームで来るのが見えていたんで、2コーナーで仕掛けないとラインでかぶっちゃう。そこはなんとか(志田を)合わせ切れたけど、そのあとは苦しかった。志田君がもう1回来るかなっていうのもあった。勝ち上がりで(櫻井と)ワンツーが決まって良かったです」

 昨年の後半からリズムを崩していたようにも見えたが、前々回の松阪で昨年6月の佐世保以来となる優勝を手に自信を持って今シリーズに臨んでいた。
 「去年1番良かったダービーの頃のセッティングに戻して良くなりました。3場所前の宇都宮からですね。連勝はたまたまですけど感じは悪くないです」

 準決勝は菊池岳仁と石塚輪太郎らがいる細切れ戦で、激戦が予想される11レースに組み込まれた。俊敏な立ち回りで判断良く前々に攻めながら決勝進出を目指す。

細川和輝記者

2025年3月14日 18時36分

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