今節の競走得点トップは田中晴基

　4月19日、青森競輪場でミッドナイト競輪が行われる。今回はガールズケイリン3個レース制のトーナメントに加え、男子は「ケイリンアドバンス」のトーナメントが2つ、合計3人の優勝者が出るシリーズだ。

　「ケイリンアドバンス」のテーマは、「進化」から「前進」へ。新しいKEIRIN、始まる。
男子による先頭固定競走（インターナショナル）ルールによる新レースとなっている。ガールズケイリンと同じ７車立てルールのため、よりシンプルに、選手個人の脚力勝負となることが期待されている。

　普段の「競輪」とは異なり、ラインの競走がなく、それぞれが単騎での戦い。今回の競走得点トップは追い込みに転身した田中晴基だが、ガールズケイリンでも好成績を収めているのは自力のある選手。そのあたりも含めて心境を聞いた。

　田中といえば、自力でも戦ってきた選手だが、「A級でもまくりにいっているけど、まくれない。仕掛けていった結果が決まり手ゼロなんですよ」と、近況はタテ脚勝負では苦戦をしている。「今、もっている点数は関係ないと思いますし、（初日に対戦する）林君の方が脚はあって、アドバンス得点でいうなら僕のもっている94点をもっているような感じですよね。戸塚君も89点はありそうですし、やっぱり自力がある選手は有利ですよ」と本音を語ってくれた。自力がある選手の現在の競走得点にプラス評価をすることが車券戦術にもつながってきそうだ。

　「落車は全然大丈夫なので、後手を踏まないようにしたい」。明日の田中の立ち回りに注目したい。

• 選手詳細データ

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  田中晴基 選手千葉・90期