根田空史は内容重視を心がける ~松戸競輪場~
「決勝もまずはラインで決めることを第一に、その結果自分が優勝できれば」
11月20日に松戸競輪場でFIシリーズ『KEIRINフェスティバル』の2日目が開催された。10RにはS級準決勝が行われて、今シリーズの主役とも言える根田空史(千葉・94期)を先頭に山賀雅仁-佐藤壮が後位を固める地元トリオが登場。レースは前受けした根田が後方まで車を下げると、打鐘前2センターからのカマシを敢行。最後は番手の山賀に差されはしたものの、地元独占に導いた。
「(突っ張りとカマシの)両面で考えていたけど、河合(佑弥)もそのあたりはわかっているし、そんなに甘い押さえ方はしてこないだろうと。ラインも3車だったので、早めに行こうとは思っていた。踏んだ感じは良かったけど、最終バックからの踏み直しができなかった。スカスカする感じがある。いつも練習は朝にするので引っかかるような感じがあるけど、レースは日中なので、そのあたりを修正したい。地元3人で決勝に乗れて良かったし、決勝もまずはラインで決めることを第一に、その結果自分が優勝できれば」
決勝は売り出し中の谷内健太や攻め幅広い寺沼拓摩が相手で一筋縄ではいかないが、自慢のパワーを発揮すれば地元独占での優勝も十分にありえる。
2025年11月20日 16時45分
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選手詳細データ
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根田空史 選手千葉・94期