張野幸聖が特別昇班を達成 ~取手競輪場~

photo-8382
張野幸聖
取手競輪場でインタビューに応える様子
同期の抵抗を退ける

 1月10日(金)に取手競輪場で行われたチャレンジ決勝戦で張野幸聖(115期・和歌山)が優勝し、西武園での企画レースを挟み9連勝を達成してA級2班への特別昇班を決めた。

 レースは張野幸聖のライン以外、4人が単騎戦を選択。前受けの張野幸聖を赤板過ぎに前川大輔が押さえて、打鐘で田村裕也がカマす。田上晃也は田村を追っていき、最終ホームから巻き返した宮下一歩に切り替えて直線で抜け出すも、田上の後位を追っていた張野が見事なハンドル投げでタイヤ差を制した。

 なお3場所連続完全優勝での特別昇班は、2019年12月30日に小畑勝広(115期・茨城)が豊橋競輪場で達成して以来の記録。また同日に特別昇班に挑んでいた吉堂将規(115期・奈良)は岐阜F2最終日決勝6レースで同期の村上竜馬(115期・広島)に2車身離されて2着となり、9連勝とはならずに特別昇級のチャンスを逃す結果となった。

及位然斗記者

2020年1月10日 17時05分

開催情報

ページトップへ