超新星の菊池岳仁がリスタート ~川崎競輪~

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菊池岳仁
車体検査を終え写真撮影に応じる
連勝は途切れても貫くレーススタイル

 4月4日(土)に開幕する川崎競輪F1海老澤清杯・日刊スポーツ杯に、輪界初の早期卒業生となった菊池岳仁(長野・117期)が出走する。
 前々場所の伊東で連勝は10でストップしてしまった菊池だが「それ(連勝)が途切れても、これからもやっていくことは変わらない。特昇するまで先行で一つ一つ勝つだけです」と強気な姿勢を崩してはいない。さらに、直前には養成所の卒業式もあり「滝澤正光校長先生から、A級でもS級を見据えた競走をした方が良いと言っていただいた。後ろに平原(康多)さんのような強い人がいると思って緊張感を持って走りたい」と偉大なレジェンドからの金言を胸に、将来を見越した競走を心掛けるつもりだ。
 前検日の4月3日には同じく早期卒業生の寺崎浩平(福井・117期)が一足早くS級初優勝を決めるなど活躍が目立つが「寺崎さんは僕らの期の代表。特昇を先に決められたのは悔しいけど、すぐに追い付ける様に」と切磋琢磨する同期の存在も刺激になっているようだ。
 まずは「取れた位置から迷わずに自分を信じて力を出し切る」の言葉通りに初日5Rを桁違いのスピードで圧倒する。
 なお、菊池の出走するA級予選5Rは17時31分発走予定。エンジョイサイトの投票締め切りは17時26分となります。

熊谷洋祐記者

2020年4月3日 17時01分

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