眞杉匠が節目の100勝を達成 ~京王閣競輪場~

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眞杉匠
2020年はS級で最も逃げ切った伸び盛りの選手
デビューから2年8ヶ月での達成

 3月11日の京王閣F1シリーズ初日、11レースで眞杉匠(113期・栃木)が通算100勝を達成した。

 レースは打鐘で眞杉が水谷将司を叩きに出ると、そのまま別線の反撃を封じてラインでワンツースリーを決めた。

 「100勝は前回(初日に王手をかけて)から気にしていた。それまでは気づかなかったですけどね」と節目を達成に笑顔を見せた。また、次の目標を聞かれると「一勝、一勝を積み重ねていきたい」と大きい目標は掲げずに、目の前の一戦に集中していく心構えだ。
 
 眞杉は2019年11月にS級に特別昇級すると、昨年は寬仁親王牌でG1デビューも経験。次節はウィナーズカップ(GⅡ)に出場、5月には京王閣で開催されるダービーの出場も決まっており、今後の躍進が期待される若手。同期の松井宏佑や、森田優弥よりも早く100勝を達成したが、「チャレンジやA級でつまずいていた時期もあったので」と謙遜した。昨年のヤンググランプリに出場することはできなかったが、同期と切磋琢磨を続けて肩を並べる日を目指す。

角田祐馬記者

2021年3月11日 23時30分

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