番手技量上げる東龍之介 ~大宮競輪場~

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東龍之介
気迫を全面に押し出し優勝を狙う
動きは抜群

 15日(月)から行われている大宮F1は17日に最終日が行われる。S級決勝は好メンバーが揃った中でも、東龍之介(神奈川・96期)の動きが軽快だ。

 初日特選では南関ライン3番手で、最終バック最後方に置かれる苦しい展開。しかしながら、直線で大外を鋭く突き抜けて1着。準決では、根田空史(千葉・94期)の番手で村田雅一(兵庫・90期)との競り合いを制した。前回いわき平の準決では成田和也(福島・88期)との競り合いに敗れて悔しさを味わったが今回は意地を見せた形だ。「今回は根田さんが前受けから下げて仕掛ける展開になったし、前回の競りとはまた違うパターン。色々勉強になりますね。前回も競った自分に2人も付いてくれたし、今回も同県の先輩が付いてくれた。なんとか先輩まで連れ込みたかったので、そこは残念ですし反省点です」と、レースを振り返った。
 今までは競りを‘‘挑む‘‘立場だった東だが、南関全体が勢いづいているこれからは、競りを‘‘挑まれる‘‘ことも多くなるだろう。「郡司(浩平)や、松井(宏祐)もいるし、こういう場面も多くなる。でも、譲るわけにはいかない。最後は気合ですよ」。決勝は伸び盛りの大石剣士(静岡・109期)の番手を得て、優勝のチャンスは十二分にある。

 東の出走するS級決勝11Rは16時28分発走予定。エンジョイサイトの投票締め切り時刻は発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2021年3月16日 17時49分

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