自分の中の筋を通す東龍之介 ~立川競輪場~

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東龍之介
準決は南関連係はせず町田太我のハコで勝負する
準決は競りでも町田太我のハコで勝負

 立川競輪場では6日に『第16回山口健治杯・日本名輪会カップ』の初日の競走が行われ、10レースに出走した東龍之介(神奈川・96期)は野口裕史(千葉・111期)マークで2着だった。
「感じは悪くない。7月の平塚からフレームを換えて。まだ自分の中で欲しがっているところはあるし修正していた」。

 問題は準決のメンバーが発表されてから。南関は3車で野口と内藤秀久(神奈川・89期)と東の3人。東は長考していたが、やがて答えを出した。
「町田(太我・広島・117期)君の番手で勝負します。苦渋の決断でした。内藤さんは兄貴的な存在。めちゃくちゃ世話になっています。すんなり(南関3番手を)回っていればいい。でも、自分の中でやっていることを決めた以上は筋を通します。町田君も徹底先行なので、こうなった以上は勝負して町田君の番手を取り切ります」。
これで町田の番手は岡本総(愛知・105期)と東で競り。岡本も近況は好調なだけに一筋縄ではいかないし、自身も不利は否めないだろう。
しかし、それでも自分の信念を貫く東に注目したい。10レースは15時14分発走予定。一波乱も二波乱もありそうだ。

木村貴宏記者

2024年9月6日 18時04分

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