青野将大が長走路の難しさを痛感 ~大宮競輪場~

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青野将大
神奈川の注目株
反省を生かして準決に挑む

 5月12日(水)から大宮競輪場でF1シリーズが開催されている。今年の2月に117期生で8人目(南関地区では2人目)となるS級へ昇進した青野将大(神奈川・117期)はデビュー後、初めての長走路で大苦戦。「香川県出身なので、アマチュア時代に高知を走ったり大学生のときには千葉も走ったことがあるけど、大宮は初めてなんで走ってみてどうかですね」と前検日に話していたが、初戦は前受けから車を下げて5番手から巻き返す形となり、3コーナーから外々をまくって何とか2着での勝ち上がり。「やっぱり難しかった。500バンクはチャンスが少ない。33バンクだとコーナーが多いからスピードをもらって仕掛けやすいんですけど、完全に地脚だから自分からガツンと踏み上げる系は苦手。その辺は練習中なので。久しぶりに(下手なレースを)やっちゃいました」とプロになって初めての長走路で思い通りの走りができず猛反省。「119期の後輩たちとも練習しているし、こんなレースは見せられない。何とかしないといけないし、準決までに修正しないと。準決は別線の機動型を意識し過ぎずに反省を生かして初日の分も先行したい」と気持ちを新たに決意表明。準決はライン2車となったが、持ち前の思い切りの良さで今度こそ主導権を取ってレースを支配する。

 青野将大は準決勝一番手の10レースに登場。発走予定時刻は15時08分、¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2021年5月12日 18時20分

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