リベンジ戦に燃えている岡村潤 ~青森競輪場~

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岡村潤
心と身体を整えて決勝進出を狙う
肌で感じた深谷知広の凄さ

 9月25日(土)に青森競輪開設71周年みちのく記念競輪『善知鳥杯争奪戦』のシリーズ3日目が行われる。初日特選でも連係している深谷知広(静岡・96期)と岡村潤(静岡・86期)が再び呼吸を合わせる。初日に不覚を取ってしまっている岡村潤は並々ならぬ思いでリベンジに燃えている。

 「今回は地元のF1を優勝したあとで、自分自身の調子も良かったので自信はあったんですよ。でもそれ以上に深谷君が強かった。本当に情けなかったです。なんていうんですか、初速も凄いですけど、中間速の伸びが普通の選手と全く違いましたね。初日の深谷君は普通に後ろから押さえて駆けましたけど、打鐘過ぎの3コーナーでカマシに行くくらいのスピードに上がって、落ち着いたと思ったらまた最終2コーナーで急に加速。なんとか付けれたと思ったら要所、要所でどんどん伸びていく。普通の選手のニュートラルって感覚がないというか、緩急が凄いですね。最終3コーナーの踏み直しはまくりみたいな加速でしたし離れてしまいました…。申し訳なかったですね。レースが終わって深谷君と話しをさせてもらって、ペダリングだったり駆け方のイメージを聞いたらレベルが違いました。それでも少しは理解したつもりなので準決に生かしたいですね。やっぱり上で戦うには付け切らないとダメなので。(佐藤)慎太郎さんとか一流はしっかりと付け切って差しますからね。自分はまだまだですけど、まず付け切れるように。深谷君が静岡に来て、戦力として、もちろん嬉しいですけど、こうやって知識や技術を教えてもらえることもプラスになっていると思う。少しでも吸収してもっともっと強くなれるように」
 
 岡村は今シリーズも抜群の存在感を放つ深谷とともに決勝進出を果たすべく集中力を研ぎ澄ましている。
 

細川和輝記者

2021年9月24日 19時45分

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