岡村潤が地元のメインを締めた ~伊東競輪~

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岡村潤
決勝進出は最低ノルマだ
渾身差しを披露

 伊東温泉競輪能登半島地震復興支援競『花と海といで湯賞』大阪・関西万博協賛G3ナイターは、15日(金)に2日目が行われた。最終12レースは、地元の岡村潤(静岡・86期)が根田空史の先行を差し切って勝利。地元でトリを飾った。

 レースは、赤板前からスパートした根田が完全に別線を制圧。最終4コーナーを絶好の態勢で回った岡村が、渾身の差し切りを決めて、地元の声援に応えた。
 「最近の根田は本当に強いんで、踏み出しのタイミングが悪いと(追走が)きついかなとか、そういう緊張感はあった。ホームで結構スピードに乗ってましたね。飛び付かれたりっていうのもしのげたし、展開が良かったです。タレてきたのはゴール前くらいですよ。それまでは抜けないかと思った。でも、地元ってこともあったんで(抜きに行った)」

 地元のメインは「もういいですよ(笑)。若い子たちに譲りたい」と苦笑いを浮かべたが、まだまだ老け込むような歳ではない。「前回は練習をかなりやって入ったので良くなかったけど、その分今回は初日から軽い」と仕上がりは申し分ない。準決勝は、三度12レースに登場。今度は岩本俊介に前を託して、決勝進出を狙う。

熊谷洋祐記者

2024年3月15日 22時25分

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