たちあおい賞争奪戦が21日に開幕 ~静岡競輪場~

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岡村潤
気持ちを引き締め写真撮影に応じる
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郡司浩平
自転車を整備しながら取材を受ける
地元選手は準備万端

 静岡競輪開設67周年記念『たちあおい賞争奪戦』が2月21日(金)に幕を開ける。S級S班の佐藤慎太郎(福島・78期)、郡司浩平(神奈川・99期)、中川誠一郎(熊本・85期)をはじめ、浅井康太(三重・90期)や鈴木竜士(茨城・107期)、小松崎大地(福島・99期)ら豪華メンバーが集結。4日間に渡りハイレベルな戦いが繰り広げられる。

 初日特選には、地元の岡村潤(静岡・86期)と渡邉雄太(静岡・105期)が登場。地元記念に向けて順調に調子を上げてきた岡村だが、前回の全日本選抜の初日に落車し、エース機が壊れてしまった。
 「修理は間に合わないし、予備のフレームも手元になかったので、郡司君のフレームを急遽送ってもらいました。4、5日はこの自転車に乗れたし、自分の自転車とほぼ寸法も同じなので調整くらいで大丈夫でした。落車のケガもなかったので、直前はいつも通りの練習ができたし、半年くらいのスパンでここに向けてやってこれたので頑張りたいですね」
 
 今年初戦の立川記念で右鎖骨を骨折したS班の郡司浩平は、復帰戦の全日本選抜で決勝進出を果たした。今回も南関勢の核としてシリーズをリードする。
 「前回の全日本選抜はデキが良かったし、4日間余裕もあったけど、決勝は何もできず悔いが残りました。今は川崎が使えないので、平塚でいつも通り練習してきました。疲れもないし、ケガの影響もないです。今回は前(ラインの先頭)でやるつもりで来たけど、(初日は渡邉)雄太が前でやると言ったし、岡村さんが番手を譲ってくれたので番手を回ることにしました。地元の静岡勢も気合が入っていると思うから、力を合わせて盛り上げたいですね。(初日特選は)雄太も含めてみんなで決まるようなレースを作って、援護できるようにしたいです。(5月に静岡で開催される)ダービーに向けても、ここを走るのは大事ですから」

 今シリーズの売り上げ目標は54億円。場内ではたくさんのイベントが予定されており、3連休にはよしもと人気芸人のお笑いライブが行われます。他にも、いわき平FIで優勝したばかりの伏見俊昭選手や、S班の平原康多選手、ガールズの石井貴子選手のトークショーも実施されます。ぜひ、静岡競輪場でお楽しみください。
 なお1レースは10時50分(エンジョイサイト締め切り10時45分)からの発走となる。

岡崎優美記者

2020年2月20日 16時04分

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