先を見据える山本勝利 ~京王閣競輪場~

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山本勝利
地元期待の大型先行選手
来期はA級1班にステップアップ

 12月10日に京王閣競輪場で初日を迎えた「恩田繁雄杯」で、4レースに登場した地元の山本勝利が余裕の逃げ切り勝ちを決めた。

 レース終了後のインタビューでは「後ろが競りでも、いつも通り自分の競走をすることだけ考えていた。落ち着いて脚を回せていたし、今までで一番落ち着いていたかも」と振り返る。

 来期はA級1班にステップアップし、今期はS級点にも手が届く位置にいるが「もちろん(S級点が)今期取れれば一番いいですけど、正直このままやっていけばいずれ取れると思っている。まずは自分の競走を続けるだけですね」とデビューから続ける徹底先行のスタイルに迷いはない。

 京王閣競輪場では意外にも決勝進出がないが「8月に走った時よりも間違いなく強くなっている。立川が使えないときは京王閣でも練習しているし、立川より走りやすい。しっかり勝ち上がれるように」と初の優参へ意気込む。
 
 11日は5レースに登場(17時40分発走、エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は17時35分)。地元期待の星が、地元ファンの前で準決勝も颯爽と風を切る。

及位然斗記者

2021年12月10日 19時12分

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