来年の目標はガールズグランプリ出走

　29日から開催されている松戸競輪場では連日、単発での企画レースがあり、最終日はガールズケイリンが行われる。
注目したのは直近4カ月の成績がトップの大久保花梨(福岡・112期)だ。「(前回の武雄Vは)展開に恵まれました。良くはなっているけど、もう少し自転車が噛み合ってくれればですね。競輪祭の前から今の自転車にしていますが、これを乗りこなせれば。(持ってみると)軽いけど(押してみると)重い」と自転車を動かしながら説明をしてくれた。

　松戸競輪場はデビュー戦の場だが決勝で失格と嫌な思い出がある。「忘れました(苦笑)。あの時のミスはしないように。今回の対戦相手は動く人も結構いるから、どうにも分からない」と話すが、リラックスしているように見え流れに応じた攻めで何とか対応するだろう。

　来年の抱負については「ガールズグランプリに出たい気持ちが強くなった。今は(30日現在の賞金ランクが)12位。7位とは賞金の差はそこまでないから頑張れば私も手が届くのではないかと。それに身近な目標(今年のガールズグランプリに出走した同門の児玉碧衣、小林優香、尾方真生)がいる。自分としてはやりやすい」。
　来年のガールズグランプリを見据え大久保が今年最終戦を勝って締めくくりたい。

• 選手詳細データ

• 
  大久保花梨 選手福岡・112期