第37回読売新聞社杯全日本選抜が明日開幕 ~取手競輪場~

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吉田拓矢
地元のS班として大会に臨む
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平原康多
5年前の取手・全日本選抜覇者
取手で気合が入る2人

 2022年2月20日、取手競輪場で『第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪』が開幕。今年初のGⅠ開催に輪界トップ選手が集結し、20日~23日の4日間に渡り激戦が繰り広げられる。地元の関東地区は、平原康多(埼玉・87期)、宿口陽一(埼玉・91期)、吉田拓矢(取手・107期)のS班3人が強敵を迎え撃つ。

 地元のS班吉田拓矢は「(取手でG1開催が決まってから)S班で臨めるとは思わなかったですね。できすぎ」と謙遜したが昨年はG1戦線で大活躍。高松宮記念杯は宿口、寬仁親王牌では平原と、吉田の番手を回った選手が次々とタイトルを獲得。自身も競輪祭で初タイトルを獲得し充実の一年を過ごした。S班として迎える地元GⅠだが「気負っても仕方ないので、自然体で。結果が出ればいいですね」と前検日はまだリラックスした様子だった。前々回の大宮で落車したが「影響はないし、奈良の感触は良かった。変えずにいきます」と手応えをつかんで参戦。初日は特別選抜予選11レースに出走する。

 5年前の当地で行われた大会を制しているのは平原康多。「取手はA級で初優勝をしていて、(5年前の全日本選抜優勝など)節目、節目でいい思い出がある」と記憶に残るバンクだ。「前回は体が悪いとかはなかったが、全然足りないことが多い。終わってからは、試したいことをやってきた」と常に最善を追求する姿勢で大会に臨む。

小山裕哉記者

2022年2月19日 15時14分

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