女王座奪還をモチベショーンに

　宇都宮競輪場で開催されている「第6回ウィナーズカップ（G2）」は、3月20日に3日目が行われた。最終日に一発勝負で争われる「ガールズケイリンコレクション2022宇都宮ステージ」に出場する7人も、宇都宮競輪場に集まった。ガールズケイリンでは、これが今年最初のビッグレース。新型コロナウイルス感染症の影響による開催中止もあり、賞金加算がままならない選手も多い。それだけに年末のグランプリに向けては、まだ3月といえども225万円の優勝賞金（副賞含む）はどの選手にとっても魅力だ。
　児玉碧衣（福岡・108期・L1）は、4連覇が途絶えた昨年のグランプリのあとは5場所すべて優勝。順調に賞金を積み重ねてはいるが、目標は王座奪還のみ。年末のグランプリ出場を確実なものにしたい。
　「特別変わったことはせず、いつも通りしっかりバンク練習ができた。いつも通りです。大きいレースで4番車は初めてだと思います。いつも1番車とかだったんで、真ん中からスタートできるっていうのは、過度牽制が入った時には（誘導を）追わなくていい。だから、楽な気持ちで臨める。あと青が好きなのでしっかり自信をもって走りたい。（今年の目標は）女王奪還、1つだけです」
　お気に入りのブルーのユニフォームをまとい、児玉が颯爽と“雷神バンク”を駆け抜ける。

• 選手詳細データ

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  児玉碧衣 選手福岡・108期