大ベテラン内藤宣彦が400勝を達成 ~佐世保競輪~

photo-43461
内藤宣彦
満面の笑みを浮かべながらダブルピースで400勝ポーズ
試行錯誤を続けながらコツコツと積み重ねてきた勝利

 5月29日(日)に佐世保競輪場で行われた全プロ記念競輪の最終日7レースで大ベテラン内藤宣彦(秋田・67期)が節目の400勝を達成した。渡邉一成が打鐘で南関勢を叩いてペース駆けに持ち込むと、番手の内藤宣彦が3番手の位置からまくり返してきた近藤隆司をブロック。4コーナーで中割りを狙った小原太樹を締めながら直線で鋭く抜け出した。

 「昨日ダメだったので。まさか(1着を)取れると思っていなかったですよ(苦笑)。でもほっとしました。やっとみんなに言われなくなるんで(笑)。毎開催、(400勝リーチと)言われてたんで。メンバー的にもきつかったし、近藤君もやる気を出すかもしれないので。でも一成君がやる気だったので。カマシなら離れるかもって思っていたんですけど。美味しい(打鐘で4番手の)位置だったんですけどもしかしたら行くかもしれないって。いつまくりが飛んでくるのかヒヤヒヤしていたんですけど。余裕はなくて必死でした。ゴールした後に1着だなって感じでしたね」
  
 1991年にデビューして今年で選手生活32年目を迎える大ベテラン。次なる目標に向かって歩みを止めることはない。
 「(400勝は)通過点だと思っているので。たぶん500勝は無理かもしれないですけど、そこを目指して頑張りたいと思います」

細川和輝記者

2022年5月29日 13時58分

開催情報

ページトップへ