橋本壮史のダッシュが光る ~川崎競輪~

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橋本壮史
準決勝も快速を発揮するか
初日は後続をぶっちぎり快勝

 川崎競輪ガールズF2ナイターは6日(月)に初日が終了。A級1、2班戦10Rでは、橋本壮史(茨城・119期)が後続を千切って完勝した。

 前受けから赤板で下げた橋本は、勝負どころの打鍾過ぎ3コーナーで7番手から一気にカマす。番手が離れるほどの加速で、最終ホームで出切って後続を突き放した。「(番手の)大橋(徹)さんと決められなかったのが…」とラインで決められなかったことを反省したが、強さは際立っていた。
 「赤板で勢いよく切られてしまって、(打鍾過ぎから)思いっきりダッシュしたら(番手が)離れてしまいました。後ろがいないのは分かったし、番手にハマられるのも嫌だったので、出切るときは全開で踏んだ。出切って、流して、バックで踏み直して。後ろから来られないように踏み方も工夫できました」
 今回は発熱の影響で一本休んでからの復帰戦。まだ完調とはいかないらしいが、ここからの上積みも期待できそうだ。
 「やっぱり復帰戦だったので、少し体は重かったですね。でも、一走して感じは確かめられたし、しっかりケアをすれば良くなると思う。大森(光明)君は初日にいい先行をしていたし、警戒して走りたいですね」
 準決勝10Rも、ハイスピードの一撃に期待大だ。 

熊谷洋祐記者

2022年6月6日 22時22分

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