パワーアップ中の末木浩二が登場 ~川崎競輪場~

photo-46967
末木浩二
乗り込みの成果で体が絞れてキレがアップした末木選手
今年初優勝を目指して前検日から気合は十分

 8月6日(土)から川崎競輪場で行われるF1シリーズに充実期を迎えた末木浩二(山梨・109期)が登場する。今年はウィナーズカップでビッグ初勝利を挙げると、ダービーではG1初勝利を含めて3連対の大活躍。それでも現状に甘んじることなく、先輩のアドバイスを素直に聞き入れてさらなる高みを目指している。今節はオールスター競輪の直前の開催で、しかも昼と夜にG3が行われているおりまさに〝裏の裏〟シリーズ。誰にでも優勝のチャンスがあると言える開催だが、シリーズリーダーの末木浩二が受けて立つ。
  
 「ダービーが終わってから練習方法を見直しました。質というよりも完全に量ですね。今までよりも乗り込む量を増やしました。自転車に乗っている時間が増えたことでペダリングが安定するようになりました。ウエイトは以前からと変わらない感じでやっているので、自転車に乗る時間を増やしたら体も絞れてきましたね。何キロ減ったとかは量っていないのでわからないですけど、細くなりました(笑)諸橋(愛)さんにいろいろとアドバイスを貰って。練習の方法だったり、レースの組み立てだったり。諸橋さんには本当にいろいろな面でお世話になっていて、いろいろなことを参考にさせてもらっているのでだんだんと良くなってきていると思います」。
 
 前回の弥彦記念は惜しくも準決勝で敗れてしまったが悔しさをさらに強くなるための糧として前を向いている。
 「前回は準決で負けてしまって凄く悔しかったんですけど、来年はもっと強くなって決勝に乗りたいって思いました。F1戦はたしか去年の年末から優勝できていないので、今回は優勝をしたいと思ってきたので頑張りたい」 
 
 初日特選は自在タイプが相手となる3分戦に。狙いすました仕掛けでレースを支配して2日目以降に弾みを付ける白星を狙っている。

細川和輝記者

2022年8月5日 16時32分

開催情報

ページトップへ