練習量を取り戻した末木浩二 ~松戸競輪場~

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末木浩二
点数以上の脚力はあるだけに、これからの巻き返しに期待
見直したノートがきっかけに

 松戸競輪場ではナイター開催が27日に初日の競走が行われた。ここでは初日の6レースで豪快なまくりで白星発進を決めた末木浩二(山梨・109期)を取り上げたい。

 末木は初日のレースで勝った選手の中では9秒6で一番時計だった。「初日は作戦通り。自分の得意展開に持ち込めたし良くなっている」。前回の静岡に続いて初日は予選からのスタート。
末木はこう続ける。「自分がつけているノートを見返してみたら気づかないうちに練習量が減っていました。効率よくやろうとして。それで良くないんだということが分かりました。だから練習量をまた元に戻して。それから良くなっている感じです。前回の静岡が終わってからも練習は(中4日で)2日間していた」。

 勢いを取り戻す末木は来年の2月に岐阜で行われる読売新聞社杯全日本選抜競輪に出場が決まっている。「そこもモチベーションになっているので」。昨年の良かった時は108点台だった。今では102点台になっているが、また巻き返しは可能だろう。地道な練習を重ねて強い末木が帰ってくるはずだ。

木村貴宏記者

2023年12月26日 22時40分

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