山田雄大が地元で奮闘 ~大宮競輪場~

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山田雄大
地元エースとして期待に応える
準決勝こそはラインで決める

 8月26日(金)から大宮競輪場で始まった『アサヒビール杯』F2ガールズシリーズ。

 今シリーズの地元エースは山田雄大(埼玉・117期)。前回弥彦は腰痛明けながら連勝で決勝進出と弾みをつけて臨んだ12レース初日特選。打鐘で前受けした新村穣に突っ張られないように出るも、流したところを新村に叩き返されてしまう。
 「(出てからは)単騎の2人が追ってくると思ったが、それよりも先に新村さんがきてしまった。それで対応できなくて」
 そこで新村の番手、海老根恵太に飛び付くも押し返されてしまった。実績断然の海老根に競った感想は「海老根さんに飛び付いたのは流れでですね。(海老根は)重かったです」と力負けに苦笑い。万事休すと思われたが、岡本大嗣に拾われると2センターから踏み上げて番手から踏んだ海老根に迫ってみせた。
 「もう一回いけたのは、岡本さんに入れてもらえたおかげです。何とか踏み上げていけました」

 ホームバンクである大宮では前回5月参戦時に完全優勝。それも決勝は太田海也ら強敵を相手に勝ち取ったもので、相性は抜群。
 準決勝は埼京ライン3車の先頭。「状態は悪くない」と感触はつかめただけに、準決勝はライン決着を目指して好スパートを誓う。

角田祐馬記者

2022年8月26日 18時15分

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