上向き気配の佐々木吉徳 ~松戸競輪場~

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佐々木吉徳
好調を実感し気配良く決勝も好走に期待
サドルを戻し感じ良し

 松戸FⅡナイター「第6回オッズパーク杯」は7日(火)に最終日を迎える。準決勝の第7レースでは赤板で前に出た佐々木吉徳(秋田・100期)がそのまま駆けて、女屋文伸(埼玉・83期)の援護を受けて2着に逃げ粘った。
 「力んでペースを上げてしまったので、そこは修正して。でもレースを作れたから」と納得の表情だ。今節はまくって逃げて2連対。動きは良さそうだが何かあったのだろうか。

 「サドルを元に戻したんですよ」。佐々木はこう答えた。「乗り方は変えていないけど、前のサドルを今場所から元に戻したら道中のスピードも楽になったし少しスピードを上げても脚にこない。前回より感じは良いと思います」。

 決勝に話を向けると同期で地元の太刀川一成(千葉・100期)が付くことになった。「(連係すると)ほぼ差されるんですよ。でも仕事をしてくれますから。自分は変わらずやれることをやるだけ。力を出し切って。最近Vもないし、チャンスがあれば狙っていきたいし頑張りたい」と締めくくった。別線の機動型は鈴木謙太郎(茨城・90期)と中野雄喜(京都・111期)で2人とも初日特選スタートのシード組。予選スタートの佐々木は機動力で少し見劣るかもしれない。それでも勢いはあり、南関勢が付いたことでライン3車の利も生かせる。佐々木の走りに注目だ。

木村貴宏記者

2023年3月7日 12時47分

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